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カングラ |  | インド |  | FTGFOP1 |  | |  |  | 茶葉 5 g |  | 蒸らし時間 4.5 分 |
350ccポット ストレートティーの場合。 ミルクティーは、茶葉を約2倍に。抽出条件はお好みで。 |
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リンアンではおなじみのカングラ・ワー茶園が、2009年はリンアン専用に、リンアン好みの味に、紅茶を作ってくれました。
この茶園の有るカングラというお茶の産地は、ヒマラヤ山脈の西側のヒマーチャルブラディッシュ州にあり、ダージリンとそっくりな気候・風土を持つカングラでは主にアフガニスタン向けの緑茶を作っている産地です。緑茶の産地ですから、普段は紅茶を作りません。 でも、特に品質が良くなるファーストフラッシュの時期だけ、ごく少量の紅茶を作っているのです。そのカングラ・ワー茶園から届いたサンプルは、「もう少し発酵が深かったらなぁ。」という味わいでした。それを伝えると、なんと、「判った。じゃぁリンアン向けに作ってあげるよ。」と、わざわざリンアンの好みに合わせて製茶してくれたのが、2009年のカングラ・ワー茶園の紅茶なのです。 まさにレアな紅茶の中のさらにレアな特別の紅茶が、今年のカングラ・ワー茶園の紅茶です。
春に詰まれるお茶の葉にはタンニンが少なく、醗酵が浅くなるため、ファーストフラッシュは緑茶に近い紅茶が出来ます。 まさにファーストフラッシュは緑茶の産地のカングラお得意の紅茶といえます。でも2009年は少し発酵を深く製茶していただきました。ファーストフラッシュとセカンドフラッシュの中間くらいの発酵度のお茶です。そうすることで青々しいフレッシュさだけでなく、深い味わいが生まれてくるのです。 そうして出来てきた紅茶は、ファーストらしいすっきりとしたさわやかな香りを持ちながらも、ふくよかなしっかりした味わいを持っています。なおかつ驚いたのは、飲んだ後に口の中に湧き上がる甘さです。こういう後から湧き出る美味しさが感じられるお茶こそ、最高のお茶だと思います。
価格的にダージリンよりリーズナブルですから、ダージリン好きな方は是非一度お試しください。
すぐ隣りのウッタランチャール州にあるクマオンはインド紅茶の黎明期からの産地で、1834年、東インド会社が自ら茶園を開発しようと、中国からお茶の種を輸入し、その種から育てた茶樹の育成に成功したところです。 現在、世界最高の紅茶として有名なダージリンは、このクマオンから運ばれたお茶の木でその歴史が始まりました。 そしてこのカングラも、その中国から運ばれたお茶の木によって始まった産地なのです。
そんなカングラがあるヒマーチャルプラディッシュ州とはどんなところか。 インドに単身赴任されていた丹下誠司さんの素晴らしい写真集がここにありますので、是非ご覧になってください。その素晴らしさが非常によく分ります。 ■ インド通信特別編 雨季のヒマラヤ点描 撮影・原作丹下誠司 ■
この写真集がある和田義男さんのホームページも素晴らしいので、こちらも是非ご覧ください。 ■ Wa☆Daフォトギャラリー 和田義男 ホームページ ■ |
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