「非常にやさしい香りのアールグレーです。」「この香りじゃ満足できない。」という方も、きっとたくさんいらっしゃると思います。
でも、これ以上の量の香料を使うことは出来ませんでした。
アールグレーは、紅茶の茶葉にベルガモットの香料で香りを付けたフレーバーティーです。
その歴史は古く、1830年にイギリス首相となったグレー伯爵(アール)2世が好んだ紅茶が元になって出来上がった紅茶です。
グレー伯爵が中国に送った使節団が、たまたま人を助けることになり、その御礼として中国から送られた紅茶をグレー伯爵が気に入って、その紅茶を再現したのがこの紅茶の始まりだそうです。
その当時、そんな強い香料が有ったのでしょうか?
とも思うのですが、それよりなにより、香料を多くすると、香料のいやな味しかしない紅茶になってしまうのです。それでは紅茶がもったいないのではないでしょうか。少なくとも、私はそんなアールグレーに我慢が出来ませんでした。
だからリンアンでは、ギリギリのギリギリまで香料を押さえ、紅茶の美味しさを優先させたアールグレーを作りました。
アールグレーは、通常2%くらいの香料を使うのですが、このアールグレーは香料を0.5%しか使っていません。たからこのアールグレーは、紅茶本来の味がして美味しいのです。
香りの紅茶なのですが、香りよりも、「美味しさ」を優先させた、「美味しい紅茶を飲みたい方のアールグレー」がこのアールグレーです。
このアールグレー 811 は、前回のブレンドの、「712」と同じ味、同じ香りにブレンドされています。
ただ、茶葉のサイズが微妙に大きくなりましたので、内容量を変えて、ブレンドNo.を変えさせていただきました。
リーフの他にティーバッグも準備しました。
美味しさそのまま、紙臭さが出ないポリエステルメッシュ、茶葉が良く広がる三角テトラのティーバッグです。
この素材は、とうもろこしから作られた自然に帰る地球に優しい素材(生分解性プラスティック)です。
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