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ウバ |  | スリランカ |  | BOP |  | |  |  | 茶葉 4 g |  | 蒸らし時間 3.5 分 |
350ccポット ストレートティーの場合。 ミルクティーは、茶葉を約2倍に。抽出条件はお好みで。 |
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。 2010年のウバは2009年にもまさって不調な年でした。 5月にスリランカを訪問した時点から、スリランカの天気をチェックしつつ何度もサンプルを取るのですが、晴れマークをほとんど見ない毎日にでクオリティーシーズンのはずですが、まったくといっていいほど、クオリティーが上がりませんでした。 何とか納得できるサンプルが届いたのは9月に入ってから。 2009年のディックウェラ茶園は不調な年にもかかわらず奇跡的なヒット作でしたが、今年のディックウェラ茶園はそこまでのクオリティーは有りません。 しかし、待っただけのことは有りました。 メントール香は2009年のディックウェッラ茶園に劣りますが、渋みに関してはむしろ今年のディクウェラ茶園の方が良い渋みを出しているのではないでしょうか。 きゅっと口が閉まるような美味しい渋み。これに2009年のディクウェラ茶園のメントール香が加われば昨年のディクウェラ茶園を越える最高のウバになるでしょう。 2009年のウバの方がアストリージェンシー(美味しい渋み)と、メントールの香りのバランスが良い分評価が上がりますが、アストリージェンシー重視の方には2010年のウバ紅茶・このディックウェッラ茶園をお勧めします。
紅茶の渋味には、アストリージェンシー(Astringency)と呼ばれる渋味と、ビター(Bitter)と呼ばれるふたつの渋味が有ります。
アストリージェンシーは紅茶のタンニンによって起こされる渋味で、収斂味(しゅうれんみ)とも呼ばれ、口の中がキュッと引き締まるような渋味です。これこそが紅茶のいちばん特徴的な美味しい渋味なのです。 判りやすくいうと、渋柿の渋味、あれがアストリージェンシーの渋味です。 もちろん渋柿の渋味は強すぎてどうにもなりませんが、紅茶の適度な美味しい渋味は後から甘さに変わって口の中に広がってきます。その瞬間が私が紅茶で最も幸せを感じるときなのです。
それに比べてビターというのは、どちらかと言えば苦みを感じるような渋さで、時間が経っても甘さに変わることは有りません。「苦渋いだけ」といった感じの渋さです。
ウバ紅茶はミルクティーに最適と言われますが、ミルクティーにして本当に美味しいウバの紅茶はそんなに多くありません。
美味しい渋み・アストリージェンシーがしっかりしていないとミルクに負けてしまうのです。 ですから、本当に美味しい渋みを持ったウバ紅茶でしか、ウバらしい美味しいミルクティーは楽しめないのです。 2010年のこのディックウェラ茶園のウバ紅茶を、茶葉を2倍使って濃い紅茶を作り、少しづつミルクを足しながら飲んでみてください。 突然、美味しい渋みとミルクのまろやかさの調和した、アッサム紅茶では楽しむ事が出来ない美味しいミルクティーの領域が出現します。 それ以上ミルクを入れると、美味しい渋みを感じられなくjなってしまいますが、美味しい渋みとミルクのまろやかさが調和した美味しさは他の紅茶では味わえないミルクティーの美味しさです。
ぜひ、このウバ・ディックウェッラ茶園の紅茶で、その美味しいミルクティーを体験してみてください。 |
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