トップページ > 紅茶の美味しい淹れ方

紅茶の美味しい淹れ方

美味しい抽出条件を極めよう

この紅茶の一番美味しい茶葉の量はどれだけ?
この紅茶は、どのくらい蒸らしたら一番美味しいの?
私の淹れている抽出条件って、一番美味しい条件なんだろうか?
そんな風に思ったことがありませんか。
そんな貴方に、リンアンでもやっている美味しい抽出条件の決め方をお教えしましょう。

同じポットを3つ、同じカップを9つ準備します。

まず、同じポットを3つ、同じカップを9個準備します。
同じポットが3つ揃わないときには、マグカップとフタになるお皿などで代用しますが、出来る限り実際に飲むときと同じ条件で淹れましょう。

茶葉を準備し、ポットも温めておきます。

ポットが350ccの場合、茶葉は3.5g、4g、4.5g を、準備します。
ポットは、グラグラの熱湯をたっぷり入れ、フタが熱くなるくらい、しっかり温めます。温度が変わってしまうと、この方法で調べた抽出条件自体が無意味になってしまいます。

温めたポットに茶葉を入れ、熱湯をそそぎます。

ポットが温まったら、お湯を捨て、茶葉を入れます。 そしてまた、グラグラの熱湯を注ぎます。

抽出時間ごとにカップに紅茶を注ぎます。

1分半くらいたったら、それぞれのポットの中を、スプーンでかき混ぜてください。
2分たったら、それぞれのポットを、3つのカップに少しだけ注ぎます。
2分半で、また中をかき混ぜて、3分で、また少しづつ、次の3つのカップに注ぎます。
同じように3分半でかき混ぜて、4分で最後の3つのカップに注ぎます。
※少しずつ注ぐ訳・・・この時、ポットの中身を1/3ずつカップに注いでしまうと、4分の抽出時間のときには、お湯の量が1/3になってしまっていますから、本来の条件より、濃くなってしまうのです。
ですから、試飲できる分だけ、つまり、全体のお湯の量が、あまり変わらない程度に取り出してくださいね。

さあ、飲んでみましょう!

さぁ、あなたの目の前には、茶葉の量3種類×抽出時間3種類=合計9種類の抽出条件の違った紅茶が並んでいます。
これを全部飲むのはぁ. . ..、楽しいでしょうね。
でも大変です。
まず、真ん中の紅茶を飲んでみましょう。 もう少し濃いめが良ければ、抽出時間の長い紅茶か、茶葉の量の多い紅茶を飲んでみます。
もう少し薄い紅茶が良ければ、抽出時間の短い紅茶か、茶葉の少ない紅茶を飲んでみます

「もう少し美味しくしたいな。」という場合は・・・

あなたの1番のお気に入りの抽出条件は、どんな条件でしたか。
1番美味しい抽出条件が、一番角の条件で、「もう少し美味しくしたいな。」という場合は、その角の紅茶の条件が、真ん中になるようにして、もう一度3種類の紅茶を淹れてみましょう。
きっと、貴方にとって最高の抽出条件が見つかりますよ。

営業カレンダー

2024年5月
28
29
30
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
1
2024年6月
26
27
28
29
30
31
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
1
2
3
4
5
6

※赤字は休業日です