2021年8月仕様変更
材質が更に白くなりました。
材質変更に伴い、若干重くなっています。約376g→約396g
蓋のツマミが小さくなっています。
その他は基本的に同じですが、生地が更に白くなっていますので、これまでのテイスティングカップと一緒に使う場合は、水色の違いに注意が必要ですので、ご了解をお願いいたします。
国際規格 ISO-3103 に準拠した正式な紅茶のテイスティングカップです。
基本的に世界中の紅茶は、この規格のテイスティングカップでその味が確かめられています。
ISO-3103 には大小二つのサイズのテイスティングカップが規定されており、これはその小さいサイズのテイスティングカップです。
容量:約150cc(テイスティングカップ満杯時)
生産地:愛知県瀬戸市
このテイスティングカップに3g(2g/100cc)の茶葉を入れ、沸かしたての熱湯を注ぎ、蓋をして、6分間抽出します。
6分間抽出後、蓋を付けたままテイスティングカップを横にしてボウルにのせ、茶液を出し切ります。
多少の茶葉が茶液に入っても問題は有りませんが、多い場合はスプーンなどで取り除きます。
蓋を付けたままテイスティングカップをひっくり返し、振り下ろしたり叩いたりして茶殻をふたの上に載せます。
その茶殻はテイスティングカップの上に置きます。
紅茶が熱い場合はしばらく待ちましょう。熱すぎると味の判断が付きにくくなります。
多少冷めたぐらいの方が、紅茶の欠点がはっきりしてきます。
テイスティングはスプーンですくい、ズズッと言う感じで、空気と一緒に吸い込み、舌の上下、左右と口の中全体で紅茶の味を確かめます。
そして口から鼻に抜ける香りを確かめます。
空気を混ぜ込んだ方が、紅茶の欠点や香りが分かりやすくなります。
難しい場合は、無理に空気を混ぜ込まなくてもいいでしょう。
最初のうちは普通に、味わって美味しさを確かめれば十分です。
茶殻の色や香りも確認します。
紅茶の味は水質によっての違いが大きいのですが、茶殻の色や茶殻の香りは水質による変化が少ないため、参考にされますが、ご自分が飲むため、自分のお店で淹れるためであれば、水質は一定ですから、味を重視してテイスティングしましょう。
ブレンドするためのテイスティングであれば、すべての茶葉を一定の抽出条件で淹れる必要が有りますが、自分で飲むため、自分お店でお出しするためであれば、実際の抽出条件に近づけた方が良いでしょう。
むしろ、テイスティングカップを使わずに、実際のティーポットで淹れる方が正確です。
ただ、いくつもの紅茶を同時にテイスティングするには、このテイスティングカップの方が扱いやすく、便利です。
この商品は発送までに3~4日かかる場合がございます。
基本的に複数の紅茶を同時にテイスティングするための道具ですから、複数のご購入の価格をお値打ちに設定させていただきました。
この製品は紅茶の審査のための実用品ですから、審査に支障のない歪み、ガタツキ等が有ります。その点をご了解の上、お求めください。