
20022年もマーガレットホープ茶園からダージリンファーストフラッシュを輸入しました。
2022年のダージリンファーストフラッシュはこれまでに無い異常気象で、その生産が遅れに遅れました。
そのせいで、早い時期のファーストフラッシュの価格は高騰し、とても皆様にお届けできるレベルの価格では無くなってしまいました。
なんとかオークション価格の落ち着いた時期のファーストフラッシュを確保しましたので、航空運賃の高騰や円安ドル高の影響が非常に大きい中、販売価格の上昇をごく僅かに抑え込む事が出来ました。
その代わりと言ってはなんですが、時期が遅れたため、輸入出来たマーガレットホープ茶園の紅茶は、セカンドフラッシュに非常に近いファーストフラッシュとなっています。
薄めに淹ればファーストフラッシュの特徴がしっかり出てきますが、濃い目に淹れるとセカンドフラッシュらしさが前面に出てきて、セカンドフラッシュの様な味わいになります。
ある意味、一つの茶葉でファーストとセカンドの味が楽しめる紅茶で、お得ともいえる紅茶です。
でも、やっぱりマーガレットホープ茶園の紅茶は美味しいです。というか、リンアン好みの紅茶を作ってくれる茶園です。
このマーガレットホープ茶園は2013年に訪問させていただいていますので、写真でこの茶園を少しだけですが紹させていただきます。

マネージャーズバンガローからは製茶工場を見下ろすことが出来ます。
シリグリーからダージリンの町へ上る途中にあるこの茶園は、道から転げ落ちそうな急坂をしばらく下った茶園の中にあります。
茶園は巨大で幅が11Km。茶園には3,000人の人たちがいるそうです。

マーガレットホープ茶園の製茶工場:ティーファクトリーの入り口です。
この中は衛生管理のため、専用の上着を着用し、キャップをかぶり、足にはビニールのオーバーシューズを付けて入っていきます

マーガレットホープ茶園の発酵棚は独自の工夫によりガラスで作られています。
ガラスで作ることにより発酵温度を下げやすく衛生的で、なおかつ発酵後の茶葉を取り出しやすく清掃もしやすいそうです。

食品の安全管理の規格 HACCP(
危害分析重要管理点)に認定証。ISO22000は、HACCPを基にした国際規格です。

マネージャーズバンガローの前で、茶園マネージャーのパンデさん夫妻と。
昼食を御馳走になった後にちょっと記念写真です。
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