
ルフナを2つに分けた産地ですから、基本的にはルフナのようなしっかりした完熟フルーツに近い強めのボディを持った紅茶です。
ミルクティーにも向きますし、そのままストレートでも非常に美味しい紅茶です。
ただ、サバラガムワは、リンアンでは大きな葉のオーソドックス製法の紅茶を輸入していますので、ルフナより優しめの紅茶になっています。
このキルワナガンガ茶園は、2024年はルフナの紅茶を輸入していましたが、今年はサバラガムワの紅茶を輸入しました。
「キルワナガンガはルフナの茶園か?サバラガムワの茶園か、どちらなんだ??」と思う方が多いと思います。
しかし、ルフナもサバラガムワも、昔はともにルフナの茶園で、当然、ルフナらしい紅茶も、サバラガムワらしい紅茶も作る事が出来てしまうのです。
ですから、ルフナとして作った紅茶はルフナとして出荷してきますし、サバラガムワとして作った紅茶はサバラガムワとして出荷してきます。
という事で、今年はキルワナガンガ茶園でサバラガムワとして作られた紅茶を輸入しました。
ルフナとサバラガムワが分かれた当初は、その味の差は殆ど無かったのですが、サバラガムワにはオーソドックス製法のアジア最大の製茶工場が有るためか、オーソドックス製法の優しめの紅茶をサバラガムワの味としているようです。
そういう意味では、2024年のキルワナガンガは明らかにルフナの紅茶ですし、今年のキルワナガンガは明らかにサバラガムワの紅茶に仕上がっています。
ルフナ、サバラガムワ地方は小さな茶園が多く、生葉を大きな製茶工場に販売し製茶して出荷されることが多くあります。
ルフナから分かれた産地のサバラガムワですから、ルフナとの味の差はほとんど無く、ルフナのようなトロピカルさと明るさを持った紅茶なのですが、どこかにディンブラよりの華やかさを持っています。
Kパックを2個に小分けサービス