
20025年もマーガレットホープ茶園からダージリンファーストフラッシュを輸入しました。
2025年、ダージリンの天候は例年以上の天候不順で収穫が非常に遅れました。
それに加え、いくつかの茶園が売りに出され、紅茶の生産経験の無い会社が買い取っているようですので、ダージリンの品質低下が心配です。
とはいえ、マーガレットホープ茶園に関しては、例年通りの美味しい紅茶を作ってくれました。
その天候不順のため、美味しいファーストフラッシュを入手するのに時間がかかってしまいましたが、待っただけの事は有る美味しいファーストフラッシュを輸入出来ました。
ただ、昨年にも増してのドル高の影響も有り、若干の値上げをさせていただいております。
2024年のマーガレットホープ茶園のファーストフラッシュと比べると、非常に甘みを感じるファーストフラッシュです。
2024年のファーストは若干発酵の進んだファーストフラッシュでしたが、今年は期待通りの発酵度で、これこそファーストフラッシュという感じです。
そこに甘みが乗ってる感じでしょうか。2025年のカングラも甘いですが、それ以上に甘さを感じます。
このマーガレットホープ茶園は2013年に訪問させていただいていますので、写真でこの茶園を少しだけですが紹させていただきます。

マネージャーズバンガローからは製茶工場を見下ろすことが出来ます。
シリグリーからダージリンの町へ上る途中にあるこの茶園は、道から転げ落ちそうな急坂をしばらく下った茶園の中にあります。
茶園は巨大で幅が11Km。茶園には3,000人の人たちがいるそうです。

マーガレットホープ茶園の製茶工場:ティーファクトリーの入り口です。
この中は衛生管理のため、専用の上着を着用し、キャップをかぶり、足にはビニールのオーバーシューズを付けて入っていきます

マーガレットホープ茶園の発酵棚は独自の工夫によりガラスで作られています。
ガラスで作ることにより発酵温度を下げやすく衛生的で、なおかつ発酵後の茶葉を取り出しやすく清掃もしやすいそうです。

食品の安全管理の規格 HACCP(
危害分析重要管理点)に認定証。ISO22000は、HACCPを基にした国際規格です。

マネージャーズバンガローの前で、茶園マネージャーのパンデさん夫妻と。
昼食を御馳走になった後にちょっと記念写真です。
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