2025年もマーガレットホープ茶園のセカンドフラッシュを輸入しました。
セカンドらしいフルーツ系の香りを持っているのですが、今回のセカンドフラッシュの最大の特徴はしっかりした、強めのボディを持っているところでしょうか。ある意味、尖ったところのあるセカンドフラッシュです。
柔らかな感じの紅茶が好きな方は、いつもより茶葉の量を少な目で淹れましょう。
逆に言えば、濃い目に入れればミルクにも負けなくなるセカンドフラッシュです。
最近は軽めのセカンドが多いのですが、少し昔のセカンドに戻ったようなセカンドフラッシュです。
「セカンドフラッシュの頃にはミルクティーでも美味しく飲める」と言われていた頃のセカンドフラッシュはもっと発酵が深く、マスカテルと呼ばれるお茶は非常に強いボディーを持っていました。
そんな本来のセカンドフラッシュに近い味わいを持っています。
お好みの濃さでお楽しみください。
茶葉を入れたままにして、変化する味わいを楽しむのもおすすめです。
このマーガレットホープ茶園は2013年に訪問させていただいていますので、写真でこの茶園を少しだけですが紹させていただきます。

マネージャーズバンガローからは製茶工場を見下ろすことが出来ます。
シリグリーからダージリンの町へ上る途中にあるこの茶園は、道から転げ落ちそうな急坂をしばらく下った茶園の中にあります。
茶園は巨大で幅が11Km。茶園には3,000人の人たちがいるそうです。

マーガレットホープ茶園の製茶工場:ティーファクトリーの入り口です。
この中は衛生管理のため、専用の上着を着用し、キャップをかぶり、足にはビニールのオーバーシューズを付けて入っていきます

マーガレットホープ茶園の発酵棚は独自の工夫によりガラスで作られています。
ガラスで作ることにより発酵温度を下げやすく衛生的で、なおかつ発酵後の茶葉を取り出しやすく清掃もしやすいそうです。

食品の安全管理の規格 HACCP(
危害分析重要管理点)に認定証。ISO22000は、HACCPを基にした国際規格です。

マネージャーズバンガローの前で、茶園マネージャーのパンデさん夫妻と。
昼食を御馳走になった後にちょっと記念写真です。
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